壷井が過去使っていたエフェクタを紹介するシリーズ5回目です。今回は2002年4月の写真を発掘してきました。21年前ですか・・・。
一見、前回のボードとあまり変わらない様に見えるかもしれませんが、実はガラッと様変わりしています。右側のラックの中身が BOSS のエフェクターから、Digitech社の「GSP2120」(紫色のやつ)に変わっています。これはデジタルのマルチエフェクタなんですが、歪みに真空管を使えるというちょっと面白い子です。Digitechならではの高品質なディレイやリバーブ、あとは本場のワーミーも楽しめます。昔のマルチエフェクタはプログラムを変更すると音切れが発生するという弱点がありましたが、この子はプロセッサが2重になっていて、シームレスなプログラムチェンジが可能でした。
この変更に伴ってボードの中身も専用のフットコントローラーに変わってます。当然ながら相性抜群です。専用のケーブルが必要だったのが、ちょっと怖いところでしたが。
ZOOM社の激安マルチ(銀色の)も入ってますね。これは LINE6 の DL4 (緑色)に分岐した音に、リバーブとかかけたり、ボリュームをコントロールしたりするために入れていました。
あとワウペダルが、Fulltone の Clide (白色)に変わってますね。これは結構な高級品です(笑)
このワウペダルにしろ真空管の歪みにしろ、この頃はギタリストが良いと思っているものを揃えていた傾向がありますね。当然ながらギターとヴァイオリンは音の特性が違うので、それが良いことなわけでは無い事が段々と解ってくるのです。。。でもやはり一度通らないと解らないわけです。はい。
↓こちらがコクピット全体像です。