2023/5/9 過去のエフェクタ(7) ~2002年12月~

非日記

今回は2002年12月の写真から、ちょっと珍しいものを見つけたのでご紹介。

エフェクタは前回の記事とほぼほぼ変わっていませんが、YAMAHAのUD-STOMPの代わりに、BOSSルーパーRC-20がセットされています。画面中央上のエレキヴァイオリンの右隣りに置いてあるブツです。

ルーパーというのは、演奏した音をその場で録音して、グルグル繰り返して再生してくれるエフェクタです。ディレイ(いわゆるエコー)の音が減衰しないバージョン、と考えてもらえると解りやすいかも?

RC-20は、あらかじめ録音した音を保存しておける、という賢い子だったのですが、プログラムチェンジしてメモリをロードしている期間(1~2秒ある)に電源が切れると全てを忘れる、という恐ろしい仕様がありました。電源が切れることなんてそうそうないでしょう?と思うかもしれませんが、ライブの現場は誰かがケーブルに足を引っかけたり踏んづけたり、そうじゃなくてもノイズ対策で電源を切る事がしょっちゅうあります。

問題は電源が再び入った瞬間です。RC-20は起動するとメモリを読みにいきます。この瞬間にまた電源が切れると、RC-20君は全てを忘れます。これで2回くらいライブ前にメモリをパーにしたことがあります。こわ~。

で、「ちょっと珍しいもの」はこれではなくて、写真の左奥に写ってるアコースティックっぽいヴァイオリンです。こいつはヴァイオリン用のピックアップなどを作っている「Barbera Transducer Systems」の5弦のエレアコです。5弦のアコースティックが欲しかったのと、Barberaのピックアップ搭載ならバンドでも使えるんじゃないかと入手したものです。懐かしい~。

しばらく使っていたエレアコですが、思っていた結果が出ずお蔵入りになりました。・・・が、その後オクターブ弦(通常の1オクターブ下が出る弦)を装着して「チェロリン」とし生まれ変わりました。その話は、また機会があったら。

おしまい。

タイトルとURLをコピーしました