今回は前回ご紹介したエフェクタセットの派生版です。
Digitech社の「GSP2120」とLINE6社の「DL4」を中心にしたセットを組んでいましたが、このセットはRACK INTERFACEというパッチベイが入っていたので拡張性がありました。なので、場面に応じて色々なエフェクタを追加して色々やっていたようです。
上の写真では、なんとYAMAHAの名機(迷機?)UD-STOMP(写真中央付近にある濃い水色のやつ)が使われています。これは孤高のギタリスト「アラン・ホールズワース」さんとYAMAHAが共同開発したディレイのお化けです。ディレイと言うのは、所謂「エコー」ってやつでして、やまびこみたいな効果を出すエフェクタです。
ホールズワースさんはディレイを何台も使って、幻想的で独特なサウンドを作り出していましたが、ディレイを何台もセッティングするのが大変なので、YAMAHAに依頼してエフェクタ1台にディレイが8個も入っているUD-STOMPが生み出された、というわけです。
詳細は上記のリンク先を見てください。(YAMAHAの製品なのにLINE6がこの記事を書いていると言うのがレスペクトを感じます)
なお、ホールズワースさんはこのUD-STOMPを2台使っていました(笑)
プログレバンドKBBで、メキシコで開催されたBajaProg2004に出演した際、ホールズワースさんはSoft Worksで出演していたので、舞台袖でその雄姿を拝見させて頂きました。
こちらがその時の写真(オフィシャルカメラマン撮影)。ホールズワースさんの横の台の上にUD-STOMPが2台置かれているのが解ると思います。
こちらは私がステージ横のモニター卓から撮らせてもらった写真。UD-STOMPの裏側が見えます。
ディレイ大好きな壷井は、UD-STOMPが発売された時「これは俺のためのディレイや~!」と盛大なる勘違いをして購入しました。しかし、内部に入った8個のディレイをパラレルやシリアルに自由に接続できる機能を全く使いこなせず、わりとすぐにお蔵入りとなってしまいました。。。
いや、本体が結構重いし・・・(言い訳)
今なら使いこなせるかも・・・?!