朝起きて、枕元に置いてあるGoogle NestHub君を見たら「Wi-Fi接続エラー」と表示されている。スマホも4G接続になってる。Wi-Fiルータがハングアップしたかなーと、とりあえず再起動。5分くらいは持つけど、すぐにWi-Fiが消滅したりして不安定。
うちは、ASUSのRT-AX55というルータを3台使ってネットワーク構築している。いわゆるメッシュWi-Fiというのを組んでいるのだが、メインのルータはWi-Fiを切ってルーティングのみ、残りの2台をメインにぶら下げてWi-Fi電波を飛ばしているのだ。
状況を切り分けるために、メインルータにPCを有線接続してみると、なんと有線も不安定。どゆこと?
これでは仕事にならないので、配信ライブ用に使用していた別のWi-Fiルータを持ち出して、暫定的にセットアップ。SSIDとパスフレーズを揃えてやれば、違うルータでも再接続されるから、そこは楽よね。
こういう時はTwitterで検索すると、自分だけの障害か世の中的な障害かがわかる。どうやら世界中で同志がいる模様。
こういう場合、ファームウェアのアップデートに伴うバグというのが一番可能性高いのだが、うちのルータはファームウェアの自動アップデートをオフにしてある。セキュリティ的にはよろしくないのだが、自宅から配信などがあるので安定した環境を優先しているのだ。
今回の障害はASUSの色々な機種のルータで発生している模様。という事は、このルータ君、ファームウェア以外の何かがメーカーから定期的に送り込まれていて、そいつが悪さをしたんでは?と思いつく。
調べてみると ASUS のルータには asd なるセキュリティを司るプロセスが動いていて、こいつが定期的にシグネチャをダウンロードしている、とのこと。まさにこいつが、今日の早朝に新しいシグネチャを食った時にメモリリークを起こしまくったようだ。(公式発表が見つからないので半分推測)
PCにインストールするウイルス対策ソフトのパターンファイルが原因で、PCが不調になったりすることがあるけど、そのルータ版ですな。asd のこの機能は根本的には止められそうにないので、一種の爆弾みたいなものですなー。(プロセスを一時的にkillすることはできるが、ルータ再起動で復活してしまう)
ファームウェアには問題が無さそうなので、とりあえず最新にしようと思って、Webコンソールからアップデートボタンを押しても「サーバに接続できません」とか「ファームウェアは最新です」とか表示される。いやいや4世代前でっせ。。。
ならば、という事で最新のファームウェアをダウンロードして、手動アップデートを試みるもアップデートボタンを押してもフリーズするだけ。。。
こりゃ詰んだかなーと、ファームウェアのダウンロードページのリリースノートを良く良く眺めてみると、2世代前のバージョンの注意書きに「これを入れる前に3世代前のファームウェアにアップデートして」と書いてある。。。
ということで、ルータの設定をダウンロード保存して、ハードウェアリセットして初期化。その後、ファームウェアを古い順に3回アップデートして最新にした。メインルータの設定を戻して、しばらく有線LANで運用して問題が無さそうなので、残りの2台も同様にファームウェアを手動アップデートして無線LANも復旧。。。(したのか?! ASUSさん、なんか言って!)
おしまい。