4/30開催のM3でリリースするCD2枚のマスタリングを行いました。ミックス作業が予想外に時間がかかり、ようやくたどり着きました。マスタリングとは、CDのプレス工場に持っていく原盤の製作作業で、こちら側でやる最終工程になります。主に、曲同士の音質や音圧の最終調整やら、曲と曲の間の空白の長さを決めたりします。
僕の場合はミックス作業で音に関することはやってしまうので、マスタリングではボーっとしながら曲間の時間調整するくらいです。でもあまりボーっとして、曲順を間違えたりすると大悲劇が起きますので、ジャケットの曲順を睨みながら、そこだけは間違えない様にしたい・・・します。
しかし、マスタリングの時は鬼聞きするので、アチコチ気になってくるのです。あまりに気になったところはミックス行程に戻って再調整などします。最近はサブスク配信なんかもありますので、将来的にそういうところに出しても良いように、ピークやらトゥルーピークやらRMSやらLUFSやらのへんてこりんな数値やメーターを睨めっこしながら・・・。
こうやってマスタリングを終えて明日あたりプレス業者さんにマスターをお送りするわけですが、何回やっても達成感は感じられませんねー。どちらかと言うと、これで良かったのだろうか? また、妥協の産物を世に送り出してしまった、、、的な感覚に包まれます。
今まで何十枚ものCDを自分で作ってきたので、自分の耳を信頼はしているのですが、信用はしていないと言う感じです。何せ自分の耳ってかなりいい加減で、直前に聞いた音楽で聞こえ方が変わっちゃいます。その日の体調や時間でも変わる気がします。はてさてどれが正解なのやら、常に迷える子羊(52)です。
でも今回も良いものができた気がします(笑)
そう言えば、何をリリースするのか発表していませんでしたね。2枚それぞれ12曲70分超の大作になりました。近日発表します!
