2022/6/25 上野山英里+壷井彰久@cafe beulmans

ライブ報告

前回の3/21の初デュオから2回目の本日。曲も3曲入れ替え、既存曲はパワーアップという事で、当たり前の事ながら、回数を重ねるとアンサンブルも格段にアップした感じ。とても楽しかったな~。

Organic Lifeは上野山さんの曲の中でも1,2を争う好きな曲なので、デュオでは(曲の趣旨を考えると)若干人手不足ながら、デュオで演奏出来て嬉しかった!

配信アーカイブは7/9いっぱいまでご覧いただけます。ご購入は↓こちらから。

Item Details

(写真はブールマン吉岡さんのを拝借しました)

セットリスト

■1st
the World
under the red ground
遠すぎた星
Flock of Sheep
金環食
■2nd
Sailing Stone
Ciconia
カメレオンの憂鬱
Age of Pain
Scorpion Glass
■en
Organic Life


さて、今回の配信から新スマホ配信システムが稼働! 6/19の非日記で昨今の配信事情を吐露したわけですが、各所からご意見や激励を頂きありがとうございました。あんなこと書いといてなんですが(笑)、音楽はエンターテインメント。お客様諸氏におかれましては、ご自分のペースで純粋に音楽を楽しんで頂ければと思います。

これまでのフルスペックな配信システムは、とにかくセッティングに時間がかかるのがネックで、機材やセッティングを最適化した今でも1時間はかかってしまうし、機材用の場所もかなり必要となってしまう。そこで考えたのがスマホ配信だったが、なにしろスマホのマイクでは音が悪い。幸い外付けマイクである程度満足できるものが見つかったので、こいつの設定を追い込んでイイ感じの音にすることが出来た。

ただし、スマホ配信は会場の音をマイクで拾うだけなので、「出演者全員が画面に収まり、音のバランスも良い場所」にスマホを設営する必要がある。スマホ用の配信アプリもあまり良いものが見つからず紆余曲折があったが、今年の2月以降はスマホ配信も安定して供給できるようになった。

さて、この日(6/25)の配信からスマホ配信もツイキャス有料にする事を試していこうと思ったのだが、現状のままでは気が引ける(笑)というのと、録画も無い状態では万が一配信が止まってしまった場合に、有料配信なのにリカバリーが出来ない。ということで、スマホ収録の映像と音声をいったんPCに送って、そこで配信&収録をすることにした。

スマホ→PCの伝送はSRTプロトコルが利用できるので、色々とソフトの設定などをしているうちに、「あ、これならスマホが2台あればスイッチングできるじゃーん」と思いつく。楽勝~♪と思いきや、ここからが実はいばらの道で、フリーソフトの組み合わせでは、2台のスマホの映像が同期しない。ズレるし、ズレ方が毎回違う。これでは調整しようがないという事で2日ほど格闘したが、一旦は諦めた。しかし、突然「これならいけるのでは?」というアイデアが深夜に降りて来て、詳細は技術的すぎる話なので割愛するが、それを試したところ魔法の様にうまくいき、同期以外にもあった運用上の問題も一挙に解決できた。

という事で、2台のスマホによるスイッチング配信ができる「新スマホ配信システム」が出来たよ、というお話でした。

理論上はLANの帯域幅が許す限りスマホを増やすことも出来るし、有線カメラを足すことも出来るし、音を別録りして、さらに良い音質にすることも出来るが、スマホ配信の趣旨は「セッティングを楽にする」というところなので、深みにはまって本末転倒という事にならない様に注意したい(笑)

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