壷井が過去に使っていたエフェクタをご紹介する企画、第12回です。前回の記事でマルチエフェクタからコンパクトエフェクタへの回帰をご紹介しましたが、さすがに使いにくかったのかループスイッチャーが導入されています。
まず歪み(オーバードライブ)がZOOMのPD-01に変更されています。安価なマルチエフェクタを得意とするZOOMですが、高品質なアナログコンパクトを出していた時期がありまして、PD-01はオーバードライブです。ギタリストはこれをブースターとして使うのが流行っていましたが、このナチュラルな歪み感は、これ以降の壷井のオーバードライブサウンドのリファレンスになるのでした。名機!
写真右上にはみ出していますがプリアンプもL.R.BaggsのPARA ACOUSTIC D.I.に変わっています。この時はまだ使っていませんが、SEND/RETURNにエフェクタ群をぶち込む様になります。こいつもちょいちょい壊れやすいのですが名機!
一番右のペダルはBOSSのモデリングワウペダルPW-10。アナログのワウペダルを色々試しましたが、ヴァイオリンではイマイチなのが多く、結局このBOSSのワウがパラメータ調整も出来て良かったです。踵側のスイッチでディストーションとかかけられるのもポイント高かった。
ボードの真ん中に鎮座しているのが、2LOOP&A-Bスイッチのスイッチャー。めっちゃ便利でしたが、スイッチが脆弱で何回も交換しました。はんだ付けが超めんどくさい一品。
ボード右上のチューナの下にはパワーサプライも見えます。どうやら電源にも気を配り始めた様です。