2024/8/5 配信システムの研究

非日記

6/28のサイバー民族団の生配信で、スマホに外付けしたマイクが音飛びしてしまう現象が発生し、それの解決策をひたすら研究している。

USBのステレオマイクをスマホに接続して、音と映像をWi-Fi経由でPCに飛ばしているのだけど、アプリの仕様が変更になったのか、時間が経つとスマホが熱を持ち、マイクへの給電が不安定になり音飛びが発生する(っぽい)というのが解ってきた。

もちろんUSBマイクをPCに直接有線で接続すれば問題ないのだけど、会場の音によってはマイクをステージから離れた場所に設置したい場合もある。そしてUSBケーブルの長さには制限がある。

まず試したのは、マイクの音を無線で飛ばせるデバイス。このデバイスはとても優秀で、音の劣化も無いし、遅延もほぼゼロ。だけど、録音レベルの調整が難しいのと、一旦アナログに戻すのでS/Nが悪くなるのだ。あと、バッテリーの面倒を見なければいけないデバイスが増えるのもスマートでは無い。

色々と調べていたら、どうやらADB(Android Debug Bridge)を使って、スマホの画面やら音声を引っ張り出せることが解った。スマホをデバッグ状態にしないとならないけど、やってみたら低遅延で高品質な動画と音声を「長時間安定して」PCで受信することができた。しかもスマホ側にアプリがいらないので、仕様変更に影響されることはない。ただ、事前の設定やデバッグ状態に移行するための儀式がスマートではないので、わちゃわちゃした現場には向かない。でも保険としてこのやり方はおさえておこう。

最終的には映像と音声を送信するアプリを分けて運用しようというやり方に落ち着きそう。音声だけ綺麗に飛ばすアプリを見つけたのだ。今、このやり方の試験中。うまく行くと良いな~。

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