ソロツアー準備3daysの2日目。明後日には本番なのだが、まだ曲を書いている(汗)
曲を書くと言っても、壷井のソロの場合、演奏に大きな制約があるため、その中で曲をひねり出すことになる。
ヴァイオリンソロなのだから、割り切ってヴァイオリン一本で勝負すれば良いじゃないか、という向きもあると思う。まぁでもそういうヴァイオリンソロ演奏は、世の中に素晴らしいヴァイオリン奏者がいっぱいいて星の数ほど名演があるし、夜な夜な名演が生まれているわけです。
壷井的にはヴァイオリンとお友達(エフェクター)で、普通に聞ける音楽、かつループを使っても飽きの来ない演奏を目指して行きたい・・・ってな感じです。(かっこいい!)
で、壷井のこだわりとしては「事前仕込み無し」を条件としているので、ループに覚えさせるフレーズもその場で弾かなければいけない。曲の中で、それらをさりげなく演奏しループにぶち込んで、必要な時に再生する、という手順込みで作曲をしなければならない。
こう書くとすごい難易度の高いことをやっていると思われるかもしれないけど、実はそうではない。制約が大きすぎるため「もうこうするしかない」という答えが見えやすいのだ。つまりは諦めと割り切りが大事(笑)
2曲ほど新たな曲が生まれたので、エフェクターやルーパーの手順を確かめて、譜面化して、ひたすら練習。記憶力の衰えを感じる瞬間だ(笑)
写真は大滝詠一さんの名盤「EACH TIME」の再発アナログ盤。大滝詠一記念日の3/21にちゃんと届きました。