3/13の記事で、ラーセン社のヴァイオリン弦「イルカノーネ・ソリスト」の事を書きました。今回は無印(ミディアム)の「イルカノーネ」の方を別のヴァイオリンに張ってみたので感想をば。
今回もE線~G線全て揃えて張り替えました。前の弦はオブリガードです。
テールピース側はこんな感じ。「ソリスト」と同じカラーリングですね。
ペグボックス側はこんな感じ。「ソリスト」は黄色でしたが、無印(ミディアム)は緑。
ソリストと無印、違うヴァイオリンに張っているので、正確な比較検討はできませんが、ソリストは高域の伸びと全体的にパリッとした感じに特徴があります。無印は落ち着いておりバランスが良いイメージ。どちらの弦も音の立ち上がりが良く、クリアでパワフルです。
個人的には無印の方が好きかも。先日のTriniteのライブで使いましたが、かなり好印象。イルカノーネは最近出てきた弦の中ではテンションが緩めに作られており、強い弦を張るとノイジーになる楽器には、こちらの方が良い結果になるのでは、と予想します。(知らんけど)
弦の伸びは無印の方が無い感じで、チューニングは落ち着きやすいです。ソリストは1週間絶っても少しずつ伸びてる気がしました(前の記事で1.5~2日で安定、と書きましたが)
腕に自信のある向きには名前で「ソリスト」の方を選んでしまいそうですが、お値段は一緒なので楽器にあわせて選ぶのが良いでしょう。