今日はミックス作業の続きをやったり、翌日のライブの仕込みをしたり、楽天トラベルのスーパーセールと戦ったりしました。
以上。
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では面白くないので半年くらい前の話をしましょう。まぁ「非」日記なので良いではないですか。
2010年10月のとあるイベント終了後、時間が早かったので楽器屋さんに弦を買いに行きました。(本番中に弦を切ってしまった) 無事に弦を購入し、ふとヴァイオリン売り場を見渡すと、5弦のエレクトリック・アコースティックヴァイオリン(以下エレアコ)が置いてありました。お~、冷やかしに弾いてみよう、と試奏していました。ところでその日は体調が悪かったのか、突然目の前がかすれ、そのまま意識を失いました。気づいたら自宅にいました。目の前にはさっき試奏していたエレアコがあります。
良く事態を呑み込めないまま、このエレアコ君はうちの子になりました。(翌月銀行の残高が減りました)
エレアコとは、ボディはアコースティック楽器のまま、ピックアップを取り付けてエレキとしても使える楽器のことです。アコースティックっぽい音を大きくできますが、ボディがあるので周りの音を拾いやすかったり、ハウリングしやすかったりします。
ま、それは良いとして。このエレアコ君、音は好きだったのですが、なんか弾きづらいなと感じていました。2010年からずっと。弦と弦との間隔が、なんとなくしっくりこないのです。ま、5弦だしそんなもんだよね、と気にせず放置してました。
時は流れて2022年7月。このエレアコ君でクラシック曲の練習をしている時、「なんでこんな弾きづらいんだろう」とナット(ネックの一番端っこで、弦の溝が彫ってある横に長方形の部分)をしげしげと眺めてみました・・・。(上の写真)
あ、弦の間隔が違う・・・。
おわかりだろうか。。。一番右の弦とその隣の弦の間隔が狭くなっているのが。。。真ん中の弦とその隣り同士の間隔も微妙です。この状態で12年以上弾いていたのか~、アホですね。
早速、購入したお店に連絡してナットを交換してもらいました。ナットは取り外して新しいものを装着できるのですが、預けての作業になります。
完成形の写真がこちら↓
無事に直りました。弦を等間隔にするには2通りのやり方があって、
(1)弦の中心からの距離を等間隔にする
(2)弦の端っこ同士の距離を等間隔にする
というのがあります。どっちでやってもらったかは忘れました(笑) 写真で見た感じ(2)ですね。ついでに指板調整もやってもらったので、指板ツルツルですね。
で、弾いてみると、弾きづらいのです(笑) そりゃ12年間染みついた感覚というのは恐ろしいです。不揃いの弦の間隔を脳内補正しながら弾いていたのですね~。
でも1週間くらいで慣れました。今は弾きやすいで~す。
現場からは以上です。おしまい。